2014年07月の記事

ついでにアメリカ研修報告③

今回、視察した学校は、比較的豊かな地域にある学校でした。アメリカと一言でいってもご存知の通り州によって実情は全く異なり(今年から全米の教育標準「Common Core Standard」ができましたが、それまでは教育は州ごとに責任を負っていました)、また豊かな地域と貧しい地域でも実情は異なります。アメリカでは、固定資産税が教育の財源になっているため、都会や地価の高い地域は教育にお金をかけられるという事情があり、今回視察...

ついでにアメリカ研修報告②

McCloskey先生とFlanagan先生のご指導の他、コネチカット州の学校とニュージャージー州の学校を視察してきました。各学校とも、RTI(Response to Intervention)に基づく教育を行っていました。RTIとは現在アメリカで導入されつつある教育システムです。教育の機会を階層化するシステムなのですが、通常学級において科学的根拠に基づく教育を施す最下層から、集中介入を施す最上層まで3層を設定し、通常学級の教育で成果の出ない子...

ついでにアメリカ研修報告①

前回の記事で、アメリカ研修について少し触れたので、ついでにこのネタで数回記事を書いてしまおうかと思います。このツアーグループは明星大学の小貫悟先生とニューヨーク州公認スクールサイコロジストのバーンズ亀山静子先生のご引率により実現しました。前回の記事に記したMcCloskey先生のご指導の他、St.John’s UniversityのDawn P.Flanagan先生によるご指導もありました。Flanagan先生はMcCloskey先生同様、WISC-Ⅳの作成に携...

SLアセスメント②

(続き)この「プロセス・アプローチ」は、子どもたちが検査を行うにあたり、結果(正答だったか誤答だったか)だけでなく、遂行のプロセスを詳細に分析します。例えば、質問に答えるときに即答だったか熟考だったかによって、あるいはパズルのような課題を行うときにどの場所から始めたかによって、使っている認知能力や脳の部位が異なっている可能性があります。そうした検査遂行の仕方の特徴に加え、検査中の子どものちょっとした...

SLアセスメント①

先日は、東村山の方で、「らっこの会」さま主催の講習会で講師をさせて頂きました。80人以上の方々のご参加があり、大変盛況でした。この規模でお話しさせて頂くのは久しぶりだったので、若干緊張しましたが、参加者の皆様が熱心に聞いてくださり、また積極的に参加して下さったため、結果的にはうまくいったと思います。また、らっこの会さまには万全の準備をしていただきまして、大変ありがたかったです。この場をお借りして、らっ...

SLセミナー

最近は、講習会等の講師のご依頼を多く頂いております。東村山のらっこの会さまの講習会や、スーパーバイザーをさせて頂いている富士見市のゆいの里さまの職員向け講習会、前職場の秩父学園の自閉症トレーニングセミナー3件や親の会の勉強会、また市内の保育園の講習会を2件等、色々とお声掛け頂いていて大変光栄です。お声掛けいただきました各機関様には心から御礼申し上げます。さて、今回はそれらとは別に、弊社の「SLセミナー...